・・・適時交配したラット・・・とな?
英語の文献等を調べてみると、特定の日に交配が確認された動物を繁殖業者から購入する場合に”time-mated animals”という表現が使われていて、time-matedの動物を試験に使用する場合は妊娠6日や8日に投与が開始されることが多いようでした。
上記の過去訳にあった試験でも妊娠6日から投与が行われており、今回担当した案件の試験でも妊娠7日が投与開始日。どちらも、交配済みの動物を業者から入手して試験に使用した可能性が考えられました。
調べるうちに、”time-mated ”というのは、雌の発情期に合わせて雄を同居させて交配させる方法のことでもあるらしいことはわかってきましたが、残念ながら、Google検索では「適時交配」という言葉の使用例はあまり見つかりませんでした。
はて、繁殖業者が「適時」に交配して研究用に提供してくれる動物のことを、日本語ではなんと言うのだろう・・・と考えるうちに・・・あ・・・あれかな・?・・・と思い当たったのが「交配済み」。
OECD 414ガイドラインの日本語訳でも「交配済み動物」と訳されていることもあり、今回は、コメントを付けた上で「交配済み」と訳出しました。
下記コメント欄で、"time-mated animals"に関するご意見や情報を共有していただけましたら幸いですm(__)m

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