私は主に次の3つの方法で、翻訳作業にEvernoteを活用しています。
【1】 案件ごとのノートブックを作成
新しい案件の作業に取り掛かる前に「案件専用」のノートブックを作っておき、その案件に関連した情報のノートをどんどん追加していきます。このノートブックには、下記のようなノートを入れています。
<メモ用のノート>(分量に応じて分割)
案件の概要(担当者や納期、作業上の注意事項など)、その案件で使用する表記や訳語(揺れ防止)、訳文チェックのときに再チェックする必要がある表記や訳語、略語一覧(文書内の略語の一覧がある場合)、参考文献の一覧、訳文原稿に付けたコメント、次の工程の担当者への申し送り事項などを書いていきます。
*コメントは、実際に納品物に書き添えたコメント以外に、その判断に至った経緯や根拠を丁寧に記録しておきます。Evernoteではすべてのノートを通して全文検索することができるので、あとで同じ問題にぶつかったときに検索して役立てることができます。 |
<ウェブ検索で見つけた参考になりそうなページ>
Webクリッパーでクリップしてノートブックに保存します。
【2】 複数の案件で役に立つ可能性のある参考資料を収集・整理
同じ情報を何度も探さなくていいように、「参考用」のノートブック(各クライアントのスタイルガイドの抜粋、GLP試験に関連したガイドライン、同意説明文書のひな形など)を作っています。
【3】 ウェブ上に公開されている各種用語集・自作の用語集
ウェブページに一覧表示されている学会用語集などは、ページをまるごとノートとして保存しておくと、Evernoteの全文検索で辞書のように引くことができます。Excelなどで作成した自作の用語集も同じ。
Evernoteについてあまりご存じない方は、ぜひ、下記のリンク先をご一読ください。
今のEvernoteには、ベーシック、プレミアム、Businessの3つのプランが用意されていて、ベーシックは無料で使用することができますが、プレミアムは月額600円の有料サービスです。それぞれのプランの機能は下記リンク先で確認することができます。
私は、長い間ベーシックを使っていましたが、ベーシックでは、間違って文章を削除してしまったときなどに「元に戻す」ことができないので、何度も痛い目にあいました(^◇^;)。プレミアムでは、「元に戻す」ことができるだけでなく、Office 文書や PDF の中まで文字検索ができること、1ヵ月にアップロードできる容量が大きいこともとても魅力的だったので、昨年の割引キャンペーンの期間中にプレミアムにアップグレードしました(このときのキャンペーンでは1年間3,120円でした。たびたび割引キャンペーンがあるようなので、お急ぎでなければ機会を待ってもいいと思います)。
ちなみに今なら、下記のページ(一番上)からアップグレードするとEvernote プレミアムが 40% 割引、キャンペーンは 2/4 までだそうです。
みなさんそれぞれにEvernoteを活用していらっしゃることと思います。こんな使い方をしている、この機能が便利~など、みんなの役に立つ情報がありましたら、下記コメント欄で共有していただけましたら幸いです<(_ _)>

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